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【展示・アート】『川口の記憶展』と新鋭作家展『ざらざらの実話』が2020年8月30日まで開催してる

梅雨が長いこと続く最近ですが、雨の日でも楽しむことができる展示を今回はご紹介します。

どちらも現在開催中で、2020年8月30日終了となる展示、まずは『川口の記憶展』から。

メディアセブンで無料開催『川口の記憶展』

2020年7月4日(土)~2020年8月30日(日)で開催されている『川口の記憶展』、川口駅すぐ近くのキュポ・ラ7Fにあるメディアセブン内にて開催されています。

展示を見るための料金は必要なく、事前の申込みも不要なため、誰でもお気軽に観覧することが可能です。カワマニも4連休のさなか、足を運んできました。

メディアセブンへは中央図書館内の階段からも行くことができます
もちろんエレベーターで直接行くことも

川口駅東口の地下駐輪場が、かつては商店街だった

展示の内容は昭和初期を中心とした川口市の懐かしい風景や当時の産業の様子など、今では貴重な写真を集めて展示されていました。

期間中、展示内容の入れ替えがあるみたい

各写真には説明書きもあり、着物姿にハットの組み合わせの人が写っていたり、スーツ姿の洋装の人が混じっていたりと当時の生活様式を窺い知れる内容でした。

また、今では駐輪場となっている川口駅東口の地下スペースもかつては商店街として賑わっていたなどの全く知らなかった情報も知ることができ、川口の”再発見”に繋がる展示内容でした。

一枚一枚の写真や説明書きを記事に掲載するのもアレなので、川口駅近くに足を運ぶことがあったら、ぜひご自身の目で楽しんでみてください。

『川口の記憶展』CM

メディアセブンの情報

住所〒332-0015 埼玉県川口市川口1丁目1−1 キュポ・ラ7階
TEL048-227-7622
営業時間平日…10:00~21:00、土日…9:00~18:00
公式サイトhttp://www.mediaseven.jp/

第9回新鋭作家展『ざらざらの実話』

お次は川口市立のアートギャラリー「アトリア」で開催中の第9回新鋭作家展『ざらざらの実話』。

こちらも2020年8月30日(日)までの開催でアリオ川口すぐ近くの「アトリア」で観覧可能となっています。

梅雨空続きな中の貴重な晴れ間

観覧料は一般300円(高校生以下無料)で、会期中は何度も観覧できるパスポート制となっています。

入り口の自動ドアをくぐると、入館にあたっての注意書きがドーンと眼の前に。

受付にて入館カードへの記入を済ませ、料金を支払い、展示を楽しむことに。

その土地に根付く技術を立体物にあらわした木村剛士さん

第9回新鋭作家展『ざらざらの実話』はお二人のアーティストの作品が展示されています。

大都市近郊のベッドタウンのなか、新しい家々に交じる古い工場や史跡、過去の気配…いろいろな背景を持つ誰か・何かが当たり前のように入り混じり、こすれ合い、いつの間にか隣り合っている「川口」は、あたらしさとふるさが常にざらざらと変化し続ける、不思議なまち。

多くのものが連なってできたまちには、ぱっと見ではわからない「実は…」がたくさん存在します。それは妙にざらざらとして、心地良いものばかりではないかもしれません。しかし確かな「実話」なのです。

http://www.atlia.jp/exhibition/#ex20200404

その土地に根付く技術を見出し、徹底してつくりこんだ立体物にあらわした木村剛士さん。

多くの人のなかにある記憶を追い、指に直接とった絵具で描きだした遠藤夏香さん。

まずは木村剛士さんの作品から観覧することに。

作品名は『インサイドアウト―工場の臓物』

展示スペースに入ると建物がそびえ立っていて驚きました。

建物だとは分かるのだけど、少し違和感がありませんか?

パッと観たときに建物だとは分かるのだけど、なんだろう、少し違和感が……。その正体を探るために作品を作るにあたってのコンセプトや背景や経緯の説明があったので、それを読むことに。

”ざらざら”とした砂が周囲にあしらわれています

読んだことで違和感の正体が分かりました。”内壁と外壁が逆”なんです。アトリアという屋内施設にいるのですが、作品の建物の周りには本来あるべき砂があって、だけれども砂の上なのにデスクや椅子や道具があってと。

「建物内側は?」と気になった方、ぜひ直接作品を観にきてみてください。中にどんなものが待ち受けているかは足を運んだ人だけが分かるようにしたいので、あえて写真は載せません。もしかしたら人によってはちょっと怖いかもしれません。※本展は写真撮影可の展示なっています

なぜそこに砂があるのか、なぜ工場なのか、なぜインサイドアウトなのか、その答えはぜひアトリアへ。

人々の記憶を追い、絵具で描きだした遠藤夏香さん

次に遠藤夏香さんの作品を観覧。

作品名は『奥ゆきをたぐる』

たぐるの言葉の意味を調べると、

た‐ぐ・る【手繰る】 の解説

[動ラ五(四)]

1 両手で代わる代わる引いて手元へ引き寄せる。「ザイルを―・る」

2 物事をそれからそれへと引き出す。一つ一つもとへたどる。「記憶を―・る」

[可能]たぐれる

goo国語辞書

作品コンセプトや背景を読んで思ったのですが、この作品で”手繰って”いたのは記憶なのかなと。

川口に住まう人たちから直接話を伺い、それを複数の作品に落とし込んでいった展示は、誰かの記憶からまた違う誰かの記憶へとリンクし、作品全体で川口の現在と過去を辿ったものになっているのかなとカワマニは感じました。

作品の全体。大小さまざまな作品が一つの展示に。
「確かにそこにあったもの」って失われると少し寂しいですよね

一つ一つの絵にはインタビューの対象となった方の言葉も書かれていて、作品を通じてその言葉の主へとリンクすることもできました。

複数の作品が集まって一つの作品となっているので、こちらもまた直接お越しいただいて楽しんでほしいなと思います。

ということで、雨の日でも楽しめる展示とアート展のご紹介でした。

川口市立アートギャラリー・アトリアの情報

住所〒332-0033 埼玉県川口市並木元町1−76
TEL048-253-0222
営業時間10:00~18:00
定休日月曜日
公式サイトhttp://www.atlia.jp/

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