栄町の小道にひっそりと営業している「ダイニング・バー Mami Ana」さん。お店の名前のMami Anaは漢字で書くと”狸穴”、東京の麻布狸穴町など地名としても知られている言葉です。
今回は、落ち着いた雰囲気が心地よい「ダイニング・バー Mami Ana」さんのご紹介です。
細い小路にひっそりと
この日は別のお目当てのお店に行くも、お店のトラブルにより休業だったり、更に別のお店をあたるもそちらも閉店だったりでどこか良いお店はないかと彷徨っていたところ、気になる看板が目に留まりました。

お店の前の「本日のクラフトビール」に惹かれ、入口前のメニューを見るとなかなかのお酒の取り揃え。特にウイスキーはスコッチを中心に種類豊富でアイラモルト好きなカワマニはとても心惹かれるラインナップでした。
中へ入ると、こじんまりとしていて静かな空間。1人で営業されているお店のようで、マスターの寡黙な雰囲気がそのまま表れたような店内でした。
カウンター席もあったのですが、この日は複数人での訪問だったのでテーブル席へ。
温度管理されたビールとマスターお手製料理

ダイニングバーとだけあってお料理のメニューもとても豊富。軽くつまんでお酒を楽しみたい気分だったので、お料理は軽めに注文、1杯目はみんなでクラフトビールをオーダーしました。

カワマニは夏に飲むにはホワイトエールの飲みやすい口当たりが好みだったので、スノーブロンシュ ホワイトエールを頼みました。同行してくれた友人は4種の飲み比べセットで乾杯。
一口飲むと、キンキンに冷えすぎてないビールにマスターのこだわりを感じました。温度によって味わいや香りの広がりがぐっと変わるビール。
冷たい=美味しいというわけではなく、麦芽やホップの香りを最大限に楽しむことができる最適な温度というものがあるのですが、そこにバッチリ温度を合わせられたクラフトビールの味わいに喉も鼻も嬉しい気持ちに。


スコッチウイスキーをメインに豊富な取り揃え
出来たてのお料理も一緒に味わいながらだとビールがすすむすすむ。2杯目に何を飲むかメニューを見たところ、スコッチの取り扱い以外にも様々なウィスキーが。
その中でも埼玉県秩父市の「ベンチャーウイスキー」で世界的にも有名な「イチローズモルト」の各種ボトルも取り扱っていて、中にはいま出回っている限りの”隠し玉”と呼べるようなボトルもひっそりと置いてありました。。

入り口の看板の色に感化されてたのか、ブルイックラディを注文。よく行くバーでも飲んでいるウィスキーだけあって飲んでいると落ち着ける1杯。
カウンター席には常連と思しきお客さんもちらほらいたのですが、みなさん1人の時間を楽しんでいるようでした。
そんな少し大人な雰囲気に「静かでいいなぁ」と思ったり。優しく穏やかな雰囲気のマスターさんともウイスキー談義もできてゆったりと寛ぐ時間を過ごすことができました。
次行くときはどんな気まぐれ料理とクラフトビールが待っているんだろう。ということで、栄町でひっそりと営業する「ダイニング・バー Mami Ana」さんのご紹介でした。
静かで少し大人な雰囲気の空間でゆったりと寛ぎたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
「ダイニング・バー Mami Ana【狸穴】」の店舗情報
住所 | 〒332-0017 埼玉県川口市栄町3丁目11−5 |
TEL | 048-257-6430 |
営業時間 | 17:00~0:00 |
定休日 | 日曜日 |
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