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カワグチマニアより|Web制作依頼について

Webサイトやアプリケーションというのは時には集客するための媒体であったり、それ自体が店舗としての機能を持つチャネルの1つだったり、お客さまと接点をもったり、運営側からの告知をより多くの人たちに届けてくれたり、特定の誰かとの連絡手段にもなったりと便利なものではあるのですが、決して魔法の杖のようなものではありません。

Webサイトやアプリケーションが作られ、それがお客さんの元に表示されるまでの仕組みや技術には必ず人の手が必要となります。家を建てる人、服を仕立てる人、ご飯を作る人がいるように、Webもアプリケーションもそれを作る人が必ずいます。

先日、カワグチマニアを通じてWebの制作案件をいただいたのですが、実際に手を動かし、制作が走り始めた段階で依頼元の都合により失注となりました。

失注の話が浮上する前にも、当初の取り決めとは違うコンテンツ追加の要望や、依頼元側の認識相違により修正・変更も発生しておりました。Webは紙媒体などと違って発行後も文字や画像の修正が効くのが良い面ではあるのですが、それゆえに追加・変更・修正が安易に行われるといった側面もあります。

「衣食住」のモノは一度作り上げたら元には戻せない不可逆的なものなので比較対象としてはおかしいのですが、先ほどの話で言えば『平家の2LDKで建築を進めていたのに、基礎を打った段階で「やっぱり2階建ての4LDKに変更してください。やっぱり無かったことに。」とお願いするのと同じようなことではないでしょうか。

『醤油ラーメンを頼んだけど麺を茹でてる途中で、「料金はそのままで味噌ラーメンに変更、トッピングも追加。ごめんなさい、やっぱり食べられないのでいらないです。」』

『赤色のワンピースをお願いし、布地も選び、ハサミで布を切り進めたところで「やっぱり水色のブラウスで。」新しい布を取り出して型紙を当てるところで「やっぱり無かったことに。」』

といったことが往々にして起こるのがWeb制作の現場です。

職人さんや料理人さんファッションデザイナーさんが自分のこだわりを持っているように、私たちWeb制作者にもそれぞれのこだわりがあります。

それは「とにかく自分たちが良いと思えるものを作る」アーティスティックなこだわりかもしれないですし、「とにかくお客さんが使いやすいように」を重視したロジカルなこだわりかもしれません。

カワグチマニアが依頼をいただいた上で目指す制作というのはどちらかというと後者にあたります。お金をいただいて制作する以上、そこにはビジネスとしての成果が伴う必要があると考えます。Webを通じてクライアントとお客様と制作者にとって”三方よし”、それが私が目指す制作です。

「奇をてらうためにお客さんが使いづらい導線設計で構わない。」「運営側が良いと思えるデザインであればそれで良い。」といった理念ですと、今回の依頼元のようにお互い不毛な時間を過ごしてしまうので、制作の依頼をいただいたとしてもお引き受けすることはできません。

現状、カワグチマニアへの制作依頼に関する情報はお問い合わせフォームのみとなっており、ここまでに書いた理念や制作で目指す姿を明文化できておりませんが、今後はこちらのコミットできる事項を記載いたしますので、ご用命の際にはそれを一読いただいた上でご依頼いただければ幸いです。

最後に、7月より本格的に運営を始めたカワグチマニアですが、最近では1日でおよそ200人の方々がサイトを訪れ、記事を見ていただいております。6月までは1日10人にも満たない日がほとんどでしたので、いち制作者としては自分が発信したものにリアクションを頂けることが何よりも励みになります。

ですので、一度でもカワグチマニアの記事を読んでくれたみなさま、本当にありがとうございます。また、アポなしの唐突な取材にもかかわらず、快く掲載許可をしてくださった店主・オーナーさん方にも感謝が尽きません。

まだまだ拙い個人ブログではありますが、今後も読者さまの”再発見”に繋がるような記事が書けるように努めてまいりますので、温かく見守っていただけますと幸いです。

今後ともカワグチマニアをよろしくお願いいたします。